嫌な上司との人間関係における相談

新卒で初めて就職した会社でのことでした。大きな会社ではありませんでしたが、デザイン部門に配属され、やりたいことを仕事にできると喜びながら勤務を続けていました。ところが、私の最初の上司になった人は、業界歴は長いけど、自分ではほとんどデザインのできない中年男性でした。業界歴が長いので、多少はグラフィックソフトを使えましたが、専門学校を出ている私たちや、趣味でずっとイラストを描いてきた他の社員たちと比べると、デザインセンスの差は歴然でした。それでも、仕事に真剣に取り組んでいたり、部下を適切に評価してくれたりすれば、私たちは何も不満を感じなかったかもしれません。しかし、その上司は、パワハラは当たり前、部下の手柄を自分のものであるかのように報告するし、逆に部下のミスは自分とは関係ないものだとして厳しく叱責していました。挙句の果てには、自分にデザインができないにもかかわらず、私たちのセンスを貶してくるようになりました。入社時には5人いた私たちの同期も、気づけば2人、私ともう一人しか残っていませんでした。みんなその上司が嫌で早々とやめていったのです。
貯えがなかったこと、就職難だったこともあって、私はやめたくてもやめられない状況でした。ですがその頃には、3人も退職していることで、上司の振る舞いがもっと上の人たちの耳にも入るようになっていて、その上司の立場も少し危うくなっていました。もしかすると上司が解雇されるかもしれない、あるいは辞職するかもしれない、そんなふうに期待しながらも、苦痛な職場で仕事をしていました。正直に言うと、逃げたくて仕方がありませんでした。私の限界も近づいていたからです。あとどのくらいで上司が解雇されるか、あるいは辞職するのか、気にしながら勤務していました。ほとんど根競べのような状態だったと思います。
そんなときにふと見かけたのが、電話占いピュアリでした。占いというと一般的には恋愛相談のイメージがありますが、口コミを調べてみると、仕事関係や人間関係の悩み相談も扱っているらしく、将来のことも鑑定してもらえるとのことでしたので、待ちきれない私は思い切って電話占いピュアリに電話してみました。いつまで待てばいいのかわからないのと、あとどのくらい待てばいいのかわかるのとでは、同じ耐えるにしても、モチベーションが違ってきますから。
電話占いピュアリの占い師さんの鑑定では、あと2,3か月で上司が折れるだろうという結果が出ました。そこで私は、3か月経ってもまだ上司が辞めないようなら、今度こそ退職しようと決めました。そして2か月後、上司が辞表を出したという話を聞きました。それから1か月ほど、上司は仕事がないから私たちにちょっかいを出してきて、何度も切れそうになりましたが、じっと我慢して耐えました。そしてようやく上司は辞めていきました。
今も快適な職場とは言えないかもしれませんが、やっと最悪な状況を逃れることができました。まだ20代半ばの短い人生ではありますが、今までの中で最も最悪な期間でした。もしあのとき電話占いピュアリに鑑定を依頼していなかったら、私の心が先に折れていて、あこがれの職業が嫌なだけのものに変わっていたかもしれません。もし当たらなかったとしても、とりあえず「3か月」という期間を出してくれたのが救いだったような、そんな気もしています。

電話占いピュアリ